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「トランス」を終えて…

先日、生演奏舞台「トランス」の公演が終了しました。
お越し下さったお客様、ありがとうございました。
並びにキャスト、スタッフ始め、この公演に関わったすべての人に感謝いたします。

さて、今回の舞台。演出の自分にとっては様々な挑戦も含まれていました。
1つ1つ振り返っていこうと思います。

①最小限のキャスト、スタッフ
今回の公演関係者はキャスト、スタッフすべて合わせて8人
元々、なるべく少ない人数で公演を打つことを目指していました。
1つの公演にどれだけの人数が必要なのかを計るためです。
それに、大所帯になると、どうしても1人1人に行き渡る熱量もどうしても少なくなりがちです。
特に学生であるということもあり、学生特有のムラッ気も考えると、この方が得策だと判断しました。
結果的に全ての関係者が最後まで一丸となって、この公演のことを第一に考えてくれました。
次はもう少し減らしてみようかなw

③若いキャスト陣
今回のキャスト陣、決して経験豊富、実力十分というわけではありませんでした。
全員19歳と若く、演劇を始めて1年という子もいて、荒削りなのは否めませんでした。
ですから、僕はある演出方針を立てました。
それは、ダメをダメにしないこと。
役者であれば、要求に何でも応えられて当然というのが、この世界の一般的な考え方です。
しかし、それほど器用な子たちでもありませんでした。
あれが出来ない、これが出来ないの連続でした。それはやる気の問題ではなく、技術として。
僕はそれを良しとしました。
出来ないなら別の演出を考えればいい。その子の特性を生かして、もっと舞台で輝けるような演出を与えればいい。
動くと身体が固くなるなら動かなければいい、しゃべれないならしゃべらなければいい…
ダメなものをダメにしてしまうからダメになる。ダメは個性。それを生かすのが僕の仕事です。
皆の個性が存分に発揮できた「トランス」は、ありきたりな「トランス」ではありませんでした。
「新しい「トランス」の可能性を見た!」「現代版の「トランス」だ!」など
過去に「トランス」を見た方にとっても心に残る作品となりました。
千秋楽には鳴りやまない拍手もいただき、急遽カーテンコールのアンコールをすることにもなりました。
僕はそんな作品を創り上げた彼らを誇りに思います。

③生演奏について
僕は舞台は生であることにこだわりをもっています。
その場で生まれるもの、創られるものに、生である価値があると。
用意されたものを提供するのではなく、その場に合わせたものを提供する。
即興ミュージシャンである黒田玲兎さんとの出会いで、今回の生演奏を決意しました。
実際、音と合わせての稽古はゲネを含めても3回のみでしたが、見事に合わせてくれました。
黒田玲兎さん、ありがとうございました。
※黒田さんは次回の9月ライブにも即興ミュージシャンとして参加してくれます♪

④セットについて
今回、役者や演奏に引けを取らないほど好評をいただいたのが舞台セットです。
僕はエコ舞台推奨委員会会長(嘘)なので、無意味なものがある舞台が嫌いです。
舞台上にあるものは全て意味があるべきという考えの下、今回の舞台を組みました。
写真は後日載せますが、全てその場にあるものを使って組みました。
こちらからもっていったものもありますが、基本的に「遊び場っぽいもの」を持ってくるよう指示しただけなので、完全ノープランですw
でも、それが功を奏したか、とても生き生きしたセットになりました♪
人とお金をかけない舞台、それがエコ舞台です!(どや)

以上、4項目別に振り返ってみました。
まだまだ書き足りないことがあるのですが、このくらいにしときます。
これを生かして、次の作品にも挑もうと思います!(詳細は後日)

次の劇団しおむすびは再びインプロに戻ります!
9月ライブ、お楽しみに!!
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