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荻原秋裕、卒業の言葉

関係者ならびに劇団しおむすびを応援しているみなさま。

お世話になっております。
この度、第5回鴻上尚史企画「トランス」(再演)を持ちまして、
劇団しおむすびを卒業いたします、
荻原秋裕です。



と書き出して見たものの、これの1つ前に僕が参加していた公演は、昨年夏の「鬼フェス」でして、
参加頻度で考えると、休団と言ってもおかしくない状態でした。

それと言うのも、大学卒業へ向けての単位取得や卒論執筆の他に、
現在、僕の活動の中心となっている、もう一つの所属劇団であるエムキチビートをはじめとした、外部団体での演出助手業に注力していたからです。

特に後者に関して、大きくはこのためにしおむすびの公演に参加せずにいた訳ですが、
文句など言わずに、自由に活動させてくれていた劇団員達に、この場を借りてお礼を言わせて下さい。
ありがとうございました。


さて、僕にとって「劇団しおむすび」とは「演劇に関わることそのもの」でした。
大学に入学した年に、演劇を始めて、しおむすびにも入団しました。

在籍してきた5年の間には、役者として何度も舞台に立ったり、色々なスタッフワークを行ったり、時には我が儘を聞いてもらったりなど、様々な経験をさせてもらいました。

ある時は、当時のしおむすびではインプロ公演しか行っていなかったのに、「脚本芝居をやろう」と言い出し、実際に企画を立ち上げさせてしまった、なんてことがありました。(しおむすびでの「トランス」初演時のエピソードです。当時は、まさかシリーズ化するとは思っていませんでした。)


またある時は、絵空箱(江戸川橋)でやった「バンクバンレッスン」の本番付きスタッフと、早稲田大学で稽古していた他劇団の演出助手を同時にやらせてもらったりもしました。
この公演は文字通り同時進行で、双方の好意に甘えさせてもらい、しおむすびの公演期間には、マチネの時間だけ稽古を抜けさせてもらい、早稲田大学から歩いて小屋に向かって公演に立ち会い、公演終了後は直ぐに稽古場に戻る、なんて事もしていました。


他にも、番外公演で主役を務めさせてもらった時のことなど、まだまだしおむすびでのエピソードは尽きないのですが、
間違いなく、一つ言えることは、5年間、今まで僕が演劇活動を続けてこれたのは、劇団しおむすびの存在があったからです。
劇団に在籍し、演劇と僕を結び続けてくれたしおむすびには、本当に感謝しています。


僕は今年の春に大学を卒業して、学生ではなくなりました。
前述にもあるように、ご縁があって、一昨年からエムキチビートという劇団にも所属しております。

僕自身、インプロも勿論好きなのですが、脚本芝居、いわゆる演劇も大好きなのです。
なので、大分前から大学を卒業したら、脚本芝居に関係する方向に進み、劇団しおむすびを退団しようとは決めていました。
劇団側からも僕の意図を汲んで、大学卒業に合わして退団という案もあがってはいたのですが、
9月の「トランス」再演への参加の話をいただいていたので、そこを区切りとさせてほしいと話をし、このような時期での劇団卒業とさせてもらいました。


最後に。
僕の劇団しおむすびでの演劇活動はここまでです。
ですが、今後もエムキチビートの劇団員として、また一演劇人として、演劇活動を続けていきます。

活動するフィールドは別れ別れになってしまいますが、同じく演劇の世界です。
劇団しおむすびの活動とともに、気が向いた時などに荻原の活動にも、目を向けていただければ幸いです。

今後とも、両者へのご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。


ここまで、長文の挨拶に付き合っていただき、ありがとうございます。

2016年9月13日
劇団しおむすび 第1期生
荻原秋裕
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