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インプロゲームとショー

以前、ある団体ののインプロショーを観に行った人と話をしたことがある。
そこのショーでやられていたのは所謂インプロゲームで、終始プレイヤーがそれを使って面白おかしく遊んでいたという。
ショーの最中その人は笑っていたのだが、二度とインプロを観に行く気にはならなかったという。

その人いわく
「何がすごいのかわからない。ゲームを楽しくやれるなら誰でもできるし、役者が稽古中にやってるものの方が面白かったりする。あれでお金を取る意味がわからない。」
僕はインプロがそんな見方をされたことがショックだった。

インプロゲームは300種類以上あると言われており、役者の諸問題を遊びながら解決するために存在しているが、
ほとんどのゲームはそんなこと関係なく「こんなことやってみたら面白いんじゃない?」って感じで作られたもので、
実際に効果的なエクササイズとして機能しているものはその10分の1に過ぎない。

それを知ってか否か、ゲームのくだらなさやおかしさに頼る団体、指導者は少なくない。
ゲームをやれば、お客さんは笑う。彼らは気軽に笑いが欲しいのだ。
だが、そうやって得たお客さんは二度と戻ってこない。
戻ってきたとしても、気軽に得たお客さんはたかが知れている。

類は友を呼ぶとはよく言うが、結局その人にふさわしい人達が周りに集まる。
質の高いショーには質の高いお客さんしか来ない。逆もまた然り。

ゲームをやるためにゲームをやるんじゃない。
最終的に興味深いストーリーを創れるようになるためにゲームをやるのだ。
ゲームが出来るようになっても意味がない。

※ちなみに、そのお客さんに我々のライブを見てもらった際「また来るね!」と言ってもらった。
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